ネブラ・ディスク
ネブラ・ディスクとは
1999年にドイツのザクセン=アンハルト州ブルゲンラント郡ネブラで発見された。
青銅製の円盤の上に、いくつかの金が貼られたもので、直径約32cm、重さおよそ2050g。
金で太陽、月、32個の星々のような点と左右に伸びた弧の枠の装飾が施されており、2005年にドイツの研究チームが約3600年前に作られた人類最古の天文盤であると結論づけたため、世界最古の天文盤として知られている。
月、太陽や弧の枠を利用して、春分・秋分、冬至・夏至を確認するための暦のような利用方法であったのではないか、と考えられている。
オーパーツとされている理由
先述の通りネブラ・ディスクは3600年前に作られたものとされているが、歴史上、西洋で天文学が始まったのは2600年前と言われている。
天文学が始まる1000年も前に、太陽暦・太陰暦が利用されていた点が、オーパーツとされている所以である。